一部の区間では時速120kmの自動車が往来する高速道路。テクノスグループでは利用者の皆様により円滑に、安全に走行していただくため、様々な保全業務を行っています。その業務内容は「清掃・植栽・事故復旧・小補修・雪氷・休憩施設の清掃、植栽管理作業・その他付随作業」など多岐にわたり、それぞれの業務に潜む危険や必要な知識、技能、使用する機材は異なります。正しい知識と技能、業務の危険性を十分に理解することで高速道路維持修繕のプロとして保全業務を行う事が可能となります。当社グループではキャリアに合わせた、様々な教育・研修の場を設けています。

新任研修/新規入場者研修/現任研修/技能職リーダー研修/マイスター研修入社2年目研修/入社3年目研修/社長研修/特別教育(チェンソー・クレーン等) / フルハーネス講習/車両点検講習/部外講師による講話/その他

主な研修項目

新任研修(社内規定)
新任研修(交通規制訓練)
フルハーネス講習
社長研修
車両点検
運転技術研修
清掃スタッフ研修
セーフティトレーニングVR研修
安全研修会

マイスター制度

当社グループでは熟練した技術や知識を有する人材を現場リーダーとして認定する独自の認定資格「マイスター制度」を設けています。筆記試験と論文、面接により認定されたマイスターは、技術の伝承を通じて従業員の育成指導に向けた業務を担っています。

マイスター試験の様子
R4年度 マイスター認定式

マイスターインタビュー

盛岡事業所 保全課 課長代理
ゴールドマイスター(勤続14年)

Q マイスターになる前となった後で大きく変わった点は何ですか?

以前は自分の与えられた仕事で精一杯で周りを見る余裕もありませんでしたが、認定後は仲間の動きなど、周りを見るようになりました。
 業務において慣れや近道行為(手順を省く)が実は1番怖いことでもあります。これは新人よりもある程度経験を積んだ方にありがちです。そういった点を指摘し「安全な良い現場作り」を目指して業務をしています。  
 また「周りを見る」と同時に「周りに見られている」という意識を強く持って仕事をしています。マイスターは仲間の手本となるべき存在ですので、基本に立ち返り安全かつ正確な作業を徹底しています。 

Q 指導するうえで意識していることは何ですか? 

 高速道路維持修繕作業におけるルールや手順は非常に細かく設定されています。そういったルール、手順を分かり易く伝えるよう努力しています。 
 例えば、ルールについても「これを行ってはダメだ」と言われても、なぜダメなのか根本を理解できないとなかなか守れないこともありますので、「過去のこういった事例により、ルール化された」といった具体的にルール化された経緯も踏まえて説明をするようにしています。 

キャリアプラン

テクノスグループでは入社した方のスキルや資格に合わせた様々な研修プログラムを実施し、キャリアに合った明確な目標(資格取得)実現に向けた取り組みを行っています。